「悪いな。俺が優秀でな。」

俺の名はだいき。

表向きではランナーをやっているが、裏では凄腕のヒットマンとして知られている。

 

この間は世界の大企業、名前はとにかく伏せるがその企業の社長の暗殺を依頼され無事にミッションを果たした。

 

からしたら暗殺なんてものはお安い御用だ。

 

今回もあるエージェントから仕事を受けることになった。

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↑エージェント

 

エージェント「君がだいきくんかな?」

 

俺「そうです!で要件は?」

 

俺は手短に済ませるため、すぐに商談に持ち込む。

俺を呼び出すということは暗殺の依頼しかないから、いちいち回りくどい話はしない。

それがプロというものだ。

 

エージェント「まあそう焦るなよ。君に今日はある依頼をお願いしたい。」

 

俺「ある依頼?暗殺ではないのか?」

 

エージェント「いや・・・。実はある人物が他の組織に所属するヒットマンに狙われているという情報が入っているんだ。その人の護衛ををしつつ、ヒットマンの暗殺をお願いしたい。引き受けてくれるかな?」

 

俺「構わないが、暗殺以外で俺に役に立つかどうか・・・。」

 

エージェント「いや、暗殺を得意とする君なら暗殺をするやつの気持ちがわかるはずだ。そうしたら暗殺されるような場所から遠ざけることも可能だと思う。これは君が適任なんだ。引き受けてくれるね。」

 

俺「そこまでいうなら。で、誰の護衛をすればいいんだ?」

 

エージェント「ああ。そういえば言ってなかったね。彼女だ。姫、こちらへ。」

 

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エージェント「彼女の護衛を君にお願いしたい。くれぐれもしくじるなよ。これは国家機密の重要なミッションだ。もししくじれば・・・」

 

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エージェント「このように首だけになることになる。」

 

俺「ゴクリ」

 

エージェント「では任せた。行くんだ」

 

 

こうして俺は彼女の護衛を任されたのであった。

 

女「あの、私迷惑ですよね。こんな素性もわからない女を護衛しないといけないなんて・・・。」

 

俺「大丈夫だ。素性を知っていようが知らまいが、関係ない。俺はただ依頼を守るだけだ。」

 

女「あ、ありがとうございます!」

 

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俺「光?まさか!伏せろ!」

 

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バシュ!

 

俺「襲撃された!大丈夫か?」

 

女「ええ!大丈夫です!」

 

俺「ヒットマンだ!遠くはない!」

 

俺は光が向けられた方を見る!

 

俺「いた!そこか!」

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ガチャ

 

女「え?そんな銃で、あんなに遠くにいるのに当たるわけないわ!」

 

俺「いいから見てろ。これが俺の・・・」

 

バシューン

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俺「やり方さ。」

 

ヒットマン「な!なんだと!あの距離から俺の獲物が!」

 

俺「おい。そんなところにいないで、一対一でやりあおうぜ。それとも怖いのか?」

 

ヒットマン「な・・。なめんじゃねー!てめーみたいな雑魚、すぐに消してやんよ!」

 

シュタ!

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ヒットマン「俺とサシで勝負することを後悔させてやるよ。」

 

俺「安心しろ。全てはこいつでわかることだ。」

 

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俺「悪いな。早撃ちと正確さだけが取り柄なんだ。」

 

こうしてヒットマンの暗殺を阻止することができた。

 

 

後日

 

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↑エージェント

 

エージェント「さすがはだいきくんだ。ではこれが報酬の・・・」

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エージェント「次の依頼書だ!(ニッコリ)」

 

俺「ふざけんな!やってられるかあああああああああ!」

 

こうして俺は裏稼業から足を洗った。

 

END